世界の国に例えると関西人と関東人はどこの人種に似ているの

世界各国にはいろいろな国があり、それぞれに国民性があります。関西と関東も「国が違うのでは?」「本当に同じ日本人?」というくらい人種が違うといっていいかもしれません。関西人と関東人をわかりやすく、世界の国に例えるとどうなるでしょう。

まず、関西人です。全員がそうとは言いませんが、関西人の特徴をあげてみましょう。関西人はとにかく目立ちたがり屋が多い人種です。相手が傷つくようなことでもズケズケ言うし、思ったら口にださずにはいられませんが、悪気はありません。ずうずうしいと言われるのはこういったところからきているのでしょう。しかし人情には厚いですよ。他県からの人でも快く受け入れるし、困っている人がいたら助けずにはいられません。知らない人でも誰かれ構わず話しかけます。物怖じしない人種としてはピカイチでしょうね。そして、よく「列に並ばない」として大阪はやり玉にあげられますが、実は「並ばない」のではなく、「並ぶことが嫌い」な人種です。人と違うことを好むので、「今話題だから」「みんなが行っているから」の理由で行く人は少ないでしょう。わざわざ何時間も待ってお店に入るなんて、関西人にしてみれば言語道断なんですね。

これらを国で例えると、ずばりイタリア人でしょう。自己主張が激しくて、目立つことが大好き、思ったことはなんでも口にする、だけど、陽気で気さく、冗談が大好きで、相手を楽しませるのは天下一品、気に入った女性には猛烈にアピールするところなど、まさしくイタリア人そのものですよね。そしてもうひとつ、中国人です。声が大きく、ずうずうしいところは中国人そのものですね(中国のみなさまごめんなさい)。商売上手でざっくばらんなところも中国人の気質とそっくりです。

すべてに共通していえるのが、食とファッションに対して貪欲というところでしょう。イタリア人も中国人、そして関西人も食べることに関してものすごいこだわりがあります。味にうるさく、美味しくないと食べません。そして、自分を着飾ることに対しても妥協がありません。派手好きでよく言えばオシャレなところは共通しているといえます。

関東人はどうでしょうか。世界でクールジャパンと賞賛されている日本人、それは関東人のことではないでしょうか。「マナーがいい」「親切」「公共機関の場で静か」など、すべて関東人にあてはまることですね。関東人は典型的な日本人といったところでしょう。世界に発信されている日本人は、関東人がロールモデルになっているといっても過言ではありませんね。

そしてもうひとつ、関東人とかぶる人種は、フランス人です。ちょっとプライドが高いところや、冷静さを保ち続けるところ、保守的なところなど。そして、シャイで人見知りだけど、打ち解けるとおしゃべりになる性格も似ていますね。身に着けるものは、どちらもシンプルなものを好み、カラフルな派手なものは好みません。フランス人は、基本的に黒・白・グレーなどシンプルなものを好みます。基本シンプルな装いに、小物など一点にカラフルな色を取り入れるのが得意な人種です。関東の人もこれに似たところはありますよね。関西特有の派手な原色ものはあまり好まない傾向にありますよね。

関西人はイタリア人・中国人、関東人は典型的な日本人・フランス人、です。そういわれてみれば、良くも悪くも似ているかも!と、思いませんか。ただし、例外はあります。関西人でもシンプルな服装を好む人もいれば、無口な人もいます。関東人だって、原色でカラフルな服装が好きな人もいるので、必ずしも全員がそうではありませんからね。